投稿:2019/10/07
改訂:2021/06/18
Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!
今、これを読んでくださっている、ということはおそらく、『人前で話す必要がある、あるいは、人前で話すように言われている、でも得意ではない』ということでしょうか?
大勢の人に見られながら話すという状況を考えただけで胃が痛くなってしまうかもしれません。もしかすると、それ以前に、何を話したら良いのか分からず、何も手につかない状態かもしれませんね。話す内容はあるし、多分話をするのもなんとかできる、でも、どうやって話を組み立てたら良いのか分からず、呆然としているのでしょうか。
今回は、『話す』ことが苦手な方に、「あ、『人前で話す』ことはそんなに悪くないかも」と思っていただけたら良いな、と思ってこのブログをお送りします。
『人前で話す』のは、会話とは少し違いますよね。話し手が主に話し、場をコントロールし、聞き手はどちらかというと受け身でその場にいることになります。誰かと会話をしていて、自分が話したいと思っていたことを話し終わらないうちに他の話題に移ってしまったり、その場にいる誰かが会話を独占してしまったりという経験はありませんか?あまり望ましい状況ではなかったのではないでしょうか?このようなことは『自分が人前で話す』場合にはめったに起こりません。つまり、自分のテンポで、自分の好きなことを、自分の望む流れで話し、それを聞いてもらうことができるのです。日常生活の中で、自分が言いたいことにしっかり時間をかけて耳を傾けてくれることはどれだけあるでしょうか?あまりない、というのが多くの場合ではないでしょうか?つまり、『人前で話す』というのは、自分の考えや思い、アイデア、言いたいことを聞いてもらえるめったにない機会なのです。
どうです?少しは興味が出てきましたか?
もちろん、話す内容に制限があったり、自分の興味のないテーマを話さなければならないこともあるでしょう。しかし、耳を傾けてくれることには変わりないのです。なので、耳を傾けてくれる人にどう伝えたらよりよく伝わるか、自分の話に興味を持ってくれるかということを練習する、これまた良い機会ですよね。
私自身、人材育成・能力開発の仕事についた当初は、人前で話すつもりは全くありませんでした。得意でもなかったし、どちらかというとやりたいことでもありませんでした。でも、必要にかられてするようになり、それを繰り返し行うことで苦手意識も減り(今でも『好き!』とは言えません)、抵抗なく行うことができています。それは繰り返し練習したからです。そして、これはスキルとして身につけられるものであり、日常生活でも役に立つスキルの一つです。
今でも、ちょっとした他愛のない会話や、立ち話が苦手だったりします。でも、テーマが決まっていたり、役割があれば何時間でも話すことができます。このスキルは身につけて損はしないな、と実感しています。
苦手意識を持っていても構いません。でも、実は結構メリットもあるんだな、と思っていただけたら幸いです。
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