投稿:2020/01/06
改訂:2023/01/16
Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!
見知らぬ人の前が20人ほどいる中で、初めて講師として仕事をした日。
あの日のことは、今でもはっきり覚えています。
それまで人前で話をするような仕事もしてこなかったし、得意でもなかったし、やりたいともさほど思っていなかったのです。それなのに、何がどうなったのか、『自分でもわからないうちに人の前に立って話すことになってしまった』というような気すらしていました。
「人の成長に関わる仕事をしたい」とは思っていたけど、本当のことをいうと裏方の方が良いと思っていたのです。それが、いつの間にか前面に立って人々に関わることになっていました。
第一声は、はっきり言って上ずっていました。かすれていたかもしれません。
まだ暑い日ではありましたが、真夏は過ぎたし、更にはちゃんと温度調整された部屋の中にいるのに、暑くて汗が背中を伝っていました。喉も乾いて、一言一言が出にくく、それが余計に焦りに拍車をかけていたのかもしれません。
声楽や演劇など、お腹の底から声を出す訓練をしたことがある人はどうやって声を出したら良いか、知っていると思いますが、私のように歌とも舞台とも縁がなかった場合、多くの目に見られながら大きな声を出すのはなかなか難しいことだと思います。
まず、具体的な練習をする前に、下記のことはぜひ覚えておいてください。
>最前列の人に話しかけるのではなく、最後列の両端の人に話すつもりで
>焦ると早口になりがち。ゆっくり目に話すように心掛ける
>一本調子で話すのではなく、緩急をつけたり、高低をつけたり声に変化をつける
また、以前のブログ記事『緊張・不安との付き合い方』でも書きましたが、本番を迎える前に声に出して練習をしてみてください。その際には、ぜひ、録音をして、自分の声を客観的にきいてみることをオススメします。
更に、ネット上には声を出すことに関する情報がたくさんあります。それらも参考にしてみてください。
<参考として使えるサイト>
https://utaten.com/karaoke/utauma/putout-voice(声の出し方を理論的に説明しているサイトです)
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO86899810W5A510C1NZ1P01/(声の印象UPについて書いているサイトです)
https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20191030_01(ビジネスのシチュエーション別声の出し方について書いてあります)
そして、何より大事なのは『慣れること』です。
家族や友人に手伝ってもらうなどして、わざわざ人の目の前で声を出す練習を何度でも行ってください。人が嫌ならペットの犬や、ぬいぐるみでも構いません。誰かに見つめられ、見つめ返しながら声を出す練習が重要です。練習はいくら頭の中でしても慣れません。まずは声に出す、です。
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