ロジックで人に働きかける【OREOの法則】

投稿:2020/01/20

改訂:2023/01/30


Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!

 

あなたは何かを理解する時、手足を動かして、身体を使って理解するほうが好きですか?あるいは、理論や話を聞いて頭で理解する方が好きですか?

 

これは、どちらが良いとか悪い、というものではなく、どちらが好きか、得意か、ということで、味噌ラーメン派か、醤油ラーメン派か、というぐらいの個人的な好みの問題にしか過ぎないのです。

 

でも、好みはあるものの、お腹が空いていたらどちらも美味しく感じるラーメンと大きく違う点は、身体を使って理解するのが得意な人に言葉で説明してもなかなか腹落ちしにくいし、逆も然りだ、ということです。

 

研修や勉強会を実施する場合、説明をして(理論的に理解して)から実践的な練習を行う(身体で理解する)という、両方を実施することができます。

 

一方、プレゼンや講演会の場合、多くの場合は話し手が一人で話をするだけになってしまい、身体を動かして納得してもらうのが難しい場合が多いかと思います。

 

また、話し手が理論で説明をするのが得意な人の場合でも、身体を動かして練習してもらうのに難しさを感じることはあまりないのではないかと思います。しかし、身体を動かして納得してもらう方法のほうが得意な話し手の場合、理論的に言葉で説明をすることに難しさを感じる場合があるかもしれません。

 

皆さんが理解する際はどちらの方が理解しやすいですか?理論派ですか?身体派ですか?

また、皆さんが人に説明をするときは、どちらも効果的に実施することはできますか?

 

理論的に話を組み立てて説明するのが苦手という場合、下記のような方法が簡単で取り組みやすいので、参考にしてみてください。

 

 

OREOの法則

 

Opinion(主張、あるいは伝えたいメッセージやゴールなど)

Reason(理由、なぜそれが重要か、習得することのメリットは何かなど)

Evidence(証拠、自分の主張と理由の後ろ盾になるようなもの)

Opinion(再度主張)

 

 

このOREOの法則はアメリカの小学校(2−3年生程度)で学ぶ考え方で、人にものを説明したり、意見を述べたりするような文章を書くときにこの法則に則って書くよう繰り返して訓練を受けます。

 

シンプルな構造ではありますが、理論的に話を組み立てるのが苦手だと思う方はここからスタートし、この流れで話を進めることができるよう繰り返して練習することでロジカルに話を進めることができるようになるでしょう。

 

更に、プレゼンや研修の場面でも何か理解してほしいこと・覚えておいてほしいことがある場合には、このOREOの法則を使って説明することで聞き手は理解しやすくなります。

 

一度自分なりのロジックの組み立てをしてから、第三者に見てもらうことで自分一人では気づかなかったロジックのヌケモレが分かる場合もありますので、ぜひ誰かに見てもらうことをおすすめします。それをするのに適当な相手がいない場合にはぜひご連絡ください。一緒に確認しましょう。

 

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