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聞き手を知り、話す内容を絞ること

Photo by Andrew Neel on Unsplash
Photo by Andrew Neel on Unsplash

投稿:2020/03/16

改訂:2023/03/20

 

Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!

 

研修や勉強会、プレゼンテーションなどをすると決まったとき、まず最初に着手するのは何ですか?

 

まずはテーマを決めますか?

あるいは、タイトルでしょうか?

当日着る服を決める人もいるかもしれないですね?

 

これには唯一絶対の正解はないですし、その人なりのやり方があっていいと思います。

 

一方、話すことの中身を詳しく決める前に、絶対に知っておかなければならないけれども、比較的忘れがちなことがあります。それは、「聞き手を知ること」です。

 

今回は、その「聞き手を知ること」について考えていきましょう。 

 

まず、なぜ「聞き手を知ること」が重要なのでしょう?

例えば、新しいサービスの説明をする時に、すでに自社の他のサービスを使って、顧客になっている人を相手に話す場合と、新サービスどころか自分の会社のことすらあまりよく知らない人に話す場合、更には社内の社員を相手にする場合では、導入部分の入り方、説明の丁寧さ、例話の使い方などにおいて、全く違うアプローチが必要になりますよね。

 

なので、まず、聞き手がどのような人たちなのか、その人たちの知識レベルや私達との関係性などを把握し、その人たちが何を一番求めているのかを認識することがとても重要です。

 

一方、公開講座や他社も交えた合同研修のような場では、聞き手のバックグラウンドはバラバラだし、事前にどんな人が来るのかを把握することも難しい場合があると思います。そのような場合には、その講座の主催者や、研修の担当者の人から、講座や研修の目的・ゴールを聞き出し、その目的・ゴールと自分の話をうまくリンクさせることが重要になってきます。

 

私はこれを怠ったために大失敗をした経験があります。

 

それは、とある企業で、それぞれの支店でマネージャーとして働く人たちに向けたマーケティング研修という名目で、マーケティングの基礎を教えて欲しい、と言われた時のことでした。担当者の方いわく、マネージャーとは言え、大半の人がスタッフから経験を積んでマネージャーになった人であり、マネージャーになってからもマネジメントというより現場でスタッフ同様働き、あまり研修などを受けたこともないので、ビジネスについて考えてもらう時間を取りたいとのことでした。私も少しはマーケティングの基礎知識があったので、その知識をお伝えしようとビジネススクールや本で学んだことまとめ、研修準備を行いました。

しかし、蓋を開けてみたら、マネージャーはマーケティングのことよりも働かないスタッフをどうやって動かすか、やってほしいことをやってもらうためにはどうしたら良いか、という対人管理に関わることや、時間管理や優先順位付けのようなビジネスの基礎的な点ほうに興味があり、マーケティングの基礎を学んでも口から出るのは「これが必要なのはわかるけど、その前にやらなきゃならないことがたくさんあるよね」との言葉でした。

担当者の方たちからの依頼がマーケティング研修だったとはいえ、もっと深く突っ込んで、本当に現場のマネージャーが欲しているものを探り、あるいは、担当者の方に探ってもらい、それに沿った研修にすべきだったと実感しました。

 

このような失敗をしないためにも、聞き手の人たちのことをできるだけ把握しましょうね。

 

 

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