投稿:2020/04/01
改訂:2023/04/24
Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!
人前で話す前、何か新しいことをする時、苦手なことをしなければならない場面、ストレスを受けている時などには、手軽に気持ちを落ち着かせる様々な方法を知っているだけでツカエます。
この先、何回かに分けて、私がコーチングを始め、様々な学びから得たものの中から、今回使えるヒントを数回に分けてご紹介します。
第一回目:センタリング(Centering)
- センタリングとは?
センタリングとは、英語でよく耳にする『Be present』になること。つまり、『今、ここにいること』をスキルとして習得することです。『今、ここにいる』ということは、『今』と『ここ』の両方に注意を向けるということです。『Be present』を習得することで、気持ちが落ち着き、心が穏やかになることができます。
私達が緊張状態にあるとき、私達の体は筋肉が硬直したり、呼吸が浅くなったり、鼓動が早くなったりというような身体的な反応を示します。身体がこのような状態に有る時、私達の脳は緊急事態にいつでも対応できるよう準備をしている状態です。車で言うと、いつでも出発できるよう、アイドリング状態でいるといえば分かりやすいでしょうか?
身体のこのような状態は、緊急時にとっさに行動を起こすために、はなくてはならないものです。しかし、この状態を長く維持すると身体も脳も疲労困憊してしまいます。もし、この状態を何日も、あるいは何週間も続けた場合、私達の身体と脳はどうなってしまうでしょう?
現在、周りに有ることを全て一日中忘れる、というのは現実的ではありません。ただ、一日のうち、思い出した時に、1回だけでもセンタリングをすることで、一時的に筋肉や脳を緊張からほぐしてあげることができるのです。
- センタリングの方法
センタリングの方法は様々ありますが、簡単にいつでもどこでもできるものを挙げます。
- 可能であれば、椅子に座るか、床に横になり(難しい場合は、しっかり大地を踏みしめるような気持ちで立つ)、目を軽く閉じる
- 息を吐ききる
- ゆっくり息を吸う(10秒数えながら)
- ゆっくり息を吐く(10秒数えながら)
- そのままゆっくりの呼吸を10回行う
- ゆっくり呼吸を続けながら情景でも、言葉でも、自分の身体の一部でも良いので、何か一つを思い浮かべ、それに集中する
- 集中を中断させるような考えや焦燥感を感じても、できるだけ情景・言葉・身体に集中を戻す量にする(30秒から1分でOK。もっとできればもっとしてもOK)
もし、何か作業をしている途中で、じっくりできないときは、ゆっくり呼吸を数回するだけでも気分が落ち着く効果はあります。
ぜひ、思い出したら一日に何回でもやってみてください。
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