· 

居心地の悪さから逃げないこと

Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!

 

ここ数ヶ月、亀のような歩みで読んでいる本があります。

 

Michael A. Singer(マイケル A. シンガー)著『Untethered Soul』という本です。

 

本の裏表紙にはこんな事が書いてあります。

 

"What would it be like to be free from limitations and soar beyond your boundaries? What can you do each day to find this kind of inner peace and freedom? (自分を縛るものから自由になったら、あるいは、自分を抑え込んでいるものを乗り越えたら、どんな世界が待っているでしょうか?日々の中で、この状態が実感できたら何ができるでしょう?)"

 

気になりませんか?

 

周りにいる、ライフコーチはかなりの数の人がこの本を絶賛していたし、何かに付けて目にしたり耳にすることの多い本でした。なので、私も2年ほど前に購入したのですが、少なくとも二回は挫折しました。難しいです。深くて、なかなか言葉が私の中に入っていかない感じがしていました。

 

今年の年初に、知り合いとの話の中でこの本の話題になったので、挫折した過去を話したところ、彼女も挫折経験者で、他にも数人挫折友達がいて、一緒にBook Clubをスタートさせるところだとのことでした。

 

渡りに船、と早速仲間入りをさせてもらい、それ以来、週に1-2章ずつという、ゆっくりペースで読み進めています。それから数ヶ月経ち、やっとゴールが見えてきました。

 

前回の挫折のときには全く入ってこなかった言葉が、今回はゆっくりとだけれども理解ができている気がします。それは、以前に比べて私の経験や理解が深まったからかもしれないし、仲間がいるからかもしれません。また、両方のおかげかも知れません。 

 

Book Clubの良いところは、自分で感じた疑問や一人で読んで理解できなかったところを仲間と議論して、他の視点から見ることを学んだり、「やっぱりわからないよねー」と傷をなめあったり(笑)できるところでしょうか。

 

先日も、『自分の思考の枠組みを外す』のような話の中で、新しいことに挑戦するのは怖いし、挑戦し続けるのも居心地の悪さをずっと感じる。でも、それを続けることで、自分の限界が広がるし、自由になれるという旨の話が書いてありました。理論的は理解できるのですが、やっぱり、嫌なことは考えたくない、苦手な会話・思考には近づきたくないというのが素直な感想で、そこに敢えて挑み、滝に打たれる修行僧のようにその場を満喫することが果たしてできるのでしょうか?そんなときにも仲間が「嫌だよね〜」「私ならさっさと心地よい場所に戻っちゃうな」など気楽に言い合えるのが楽しかったりします。

 

そんな感じで、まだ当分『居心地の悪さから逃げない』で、それをじっくり味わうという挑戦を喜んでできるとは言えないですが、『居心地の悪さから<すぐに>逃げない』(「すぐに」は勝手な個人的感覚による)挑戦を続けていこうかなと考えています。

 

みなさんの挑戦は何ですか?

 

挑戦したいことがあるけれど。。。という方、ぜひその挑戦について話を聞かせてください。

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

人前で話すためのサポートが必要ですか?

aya@interculturalcandc.comまでご連絡ください。

直接話をしたい、という場合には、こちらから無料セッション(Discovery Session)にお申し込みください。

”Book Now”というボタンを押すと、日時の選択ができるページに行きます。実施はZoomで行いますが、事前にメールでやり取りをして、Zoom以外の選択肢なども必要に応じて提供します。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++