Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!
- 「自分のすべきことを『言われたから』ではなく『自分の仕事だから』として捉えてほしい」って伝えているんですが、なかなか行動に移してもらえない
- 「何かあったら、早めに相談してほしい」と繰り返し言っているのになぜかそれをしない。早めに相談してくれていたら大事にならずに済んだのに
- 大事なクライアントからの要望だから、難しいのは理解した上で頼んでいるのに無下に断られた
こんなふうに、なかなかすべきことをしてくれない、リクエスト通りに動いてくれない部下や同僚はいませんか?
『最近の若者は。。。』、『ゆとり世代だからなぁ。。。』、あるいは『これだから◯◯(例「女」「外国人」など)は。。。』なんていう呟きが漏れたりするかもしれないですよね。
多様化が叫ばれ、「ダイバーシティ」という言葉も一般的になっていますが、考え方や価値観、そもそもの生い立ちが違う人と仕事をするのって大変です。【一筋縄でいかない】という言葉が染み入るのではないでしょうか?「多様性を活かして仕事をする」とか「ダイバーシティの中で、1人ではなし得ない成果を出す」というようなセリフはカッコいいかもしれませんが、<困難の連続>というのが現実なのではないでしょうか?
とはいえ、そんな中でも逃げるわけに行かずに困難を極める意思疎通を続け、なんとか成果・結果を出さなくてはならないという状況にある方も少なくないことでしょう。
大変ですよね。少しでも楽になったら良いですよね?何か方法、無いのかな、って考えますよね。
どの状況にも当てはある魔法の法則というのは残念ながら無いのですが、下記の点に気をつけて対話を試みることで改善する場合があります。
- 使っている言葉・単語の理解が合っているか・同じか確かめる
- 相手の使う用語、理解しやすい言葉を使う
- 相手の理解しているところ、相手の興味関心から話を開始する
- 相手に興味関心を持ち、それを態度で(言動で)示す
特に、一番目の「使っている言葉・単語の理解が合っているか・同じか確かめる」というのは、【当たり前】、【できて当然】という気がするのですが、実は、よくよく聞いてみるとお互いの認識がずれていることが少なくありません。
わかり易い例で言うと、『早めに』という言葉でも、「今やってる仕事を置いておいてでも今すぐ」なのか、「今の仕事が終わり次第」なのか、「余裕が生まれたら」なのかという違いの可能性がありますよね。いつも仕事をしている人や似たような感覚を持っている人同士であればお互いの認識があっていることが多く、期待した通りの結果が出てくることが多いのですが、多様な経験や背景を持っている人の場合、自分の【当然】を疑ってかかるほうが無難です。
なので、「この仕事を、いますぐ/今日の5時までに/今週中にお願いします」のように言うことで、差異が生まれにくくなります。ひと手間はかかりますが、『アタリマエ』と思いがちなことを『アタリマエじゃないかも』と思うようにして、丁寧に言葉を加えることで仕事がスムーズに進むことがあります。ぜひ、お試しください。
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