Intercultural C&Cのシッピー・大越 彩です。研修準備サポートブログへようこそ!
7月末に第一弾としてBrook Castilloを紹介した「私の先生(シリーズ)」の第二弾です。今日は、Brené Brownを紹介したいと思います。
私が最初にBrenéのことを知ったのはおそらく4,5年前、このTedTalkビデオでした。現在、5千万ビューを数えるこのビデオは、2010年に出されたものですが、それまでどちらかというと否定的・後ろ向きの言葉として捉えられ、使われていた "Vulnerability(弱さ)"のイメージを180度変えたスピーチだったと言えるでしょう。
私が初めてこのビデオをみた時はすごいなぁ、なるほどなぁとは思ったものの、そこまですごく印象に残ったわけではありませんでした。むしろ、同じ頃に見たSimon Sinekによるスピーチ "Start with why"やAmy Cuddyの『Fake it until make itビデオ』として紹介されることもある "your body language may shape who you are"の方が私に強いインパクトを残し、繰り返し見てスピーチの中にあるメッセージを全て吸収しようとしていました(この2つのTedTalkもオススメです)。
その後、コーチングを学ぶうちに繰り返しBrenéの名前が出てきたので、常に見聞きしている感じがして、記憶の片隅には残っていましたが、本を読んだり調べたりというところまでは行っていませんでした。
そして今年2020年の3月、Brookの300ほどあるPodcastのエピソードにも飽きてきた頃、偶然BrenéのPodcast "Unlocking Us" を見つけ、聞いてみました。そしてびっくり、数年前には「ふーん」だった彼女のメッセージが強く響いてきたのです。
"Vulnerability"は彼女が繰り返して使う言葉です。今回気づいたのは、私は様々な知識やツールなどの鎧を身につけて重装備していないと不安が募るということ。彼女はそんな私に「できないことをできないと認める強さ」「失敗してそこで寝たフリしてやり過ごしたくなる時に敢えて立ち上がる勇気」というものを教えてくれました。『弱さをさらけ出す』歌の歌詞や映画のワンシーンに出てきそうなセリフですが、本当は胃がキリキリ痛むような感じを伴う言葉であること、でも、その胃のキリキリを「なかったこと」にせず、それにすら向かい合うことも教えてくれました。
さらに、以前から参加していたBook Clubで、この夏からBrenéの "Rising Strong"を読んでいます。週に一章読めるか読めないかののんびりペースで進んでいますが、この年末には読了の予定です。今後もBrenéの本やPodcast等使って学びを深めていきたいと考えています。
Book Clubの仲間で「はみ出し系ライフの歩きかた」というPodcastをしているピアレス ゆかりさんはBrenéについてすごく造詣が深いので、彼女のPodcastもオススメです。あちらこちらにBrenéの学びが散りばめられてあるし、機会があるごとにBrenéについても言及されています。
皆さんの中には、以前の私のように今新しいことを学んでも「ふーん」で終わってしまうかもしれませんが、数年後にもう一度戻ってみると新たな、そして大きな発見があるかもしれません。
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